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映画『シグナル100』結末のラストの意味は?原作マンガとの違いを比較!

先日、公開中の映画『シグナル100』を観に行ってきました。

その中でラストの唐突な結末が個人的にスッキリせず疑問が残ったので、調べてまとめることにしました。

また映画版と原作の漫画版では内容や設定もかなり違うみたいなので、両者を比較していきます。

映画『シグナル100』のラストの結末の意味を考察

※ここからはネタバレを含みます。もしもまだ映画を観ていなくて、結末を知りたくない方は読まないことをおすすめします。

 

 

シグナル100の結末のラストシーンの復習ですが、舞台は樫村怜奈(橋本環奈)が生き残った催眠事件から5年後となっています。

担任の下部先生(中村獅童)が人気がないような場所で鎖に繋がれて、捕えられています。

生き残った樫村怜奈(橋本環奈)は黒い衣装に身を包み、元担任の先生にあるVTRを見せるというシーンです。

ラストの結末の意味が気になった人は、大きく分けて、このようなことが疑問だったのではないでしょうか?

  1. 担任の下部先生(中村獅童)が催眠ゲームを開始した動機はなにか?
  2. 樫村怜奈(橋本環奈)は、なぜ先生にVTRを見せたのか?

担任の先生の下部(中村獅童)が催眠ゲームを開始した動機は?

まず①の下部(中村獅童)が催眠ゲームを開始した動機ですが、ラストシーンでこのような会話があったと思います。

樫村怜奈(橋本環奈)『先生は快楽のために、催眠を使い多くの人間を葬りました。しかし次第に他人じゃ満足できなくなり、自分と近しい人を葬るようになった。

樫村怜奈(橋本環奈)は事件後、弁護士や検事になるための法律を学ぶことを諦め、犯罪心理学を学びました。

犯罪心理学を学びながら、自分が遭遇した事件に類似したモデルケースやその犯人の動機を徹底的に調べたのでしょう。

その犯罪者心理は『自分との関係性がより近しい人が亡くなるとより快楽を得る』というサイコキラーの特有の動機です。

つまり担任の下部先生の動機は、より多くの快楽を得るために催眠ゲームを始めたということになります。

1年間ともに過ごしてきた近しい関係の生徒36人が同時にデスゲームを始めるわけですからね~

そんな異常な先生の気持ち分かるかー!』って思うかもしてませんが、それが正常です!笑

世なのかには、そういった人がいるんだ~コワっ!くらいの認識でいいと思います。

樫村怜奈(橋本環奈)は、なぜ先生に洗脳VTRを見せたのか?

次の疑問は、なぜ樫村怜奈(橋本環奈)は担任の下部先生に洗脳VTRを見せたのか?ということになります。

これは樫村怜奈(橋本環奈)が法律じゃ先生を裁けないことを知り、自分の手を汚さずに復讐をするためだと考えられます。

映画の中で、『体験した事件は、物的証拠が出なかったことからマスコミは高校生の集団自〇事件と報じた』とありました。

先生が見せた洗脳VTRは樫村怜奈(橋本環奈)が回収しており、生徒も皆、自ら亡くなったので物的証拠が一切なかったのです。

もしVTRを回収していなくても、洗脳VTRは遅刻してきた生徒が再生したので、担任の下部先生の指紋など出てくるはずもなく、遅刻してきた生徒が犯人となるのだと思います。

このような背景から、洗脳VTRを使った復讐は完全犯罪を成し遂げれると考え、先生にVTRを見せたのでしょう。

もちろん自分や大切なクラスメイトが体験した忌々しい事件と、同じ方法で先生を葬りたいという復讐の念も大きく関係していると思います。

シグナル100の原作マンガとの違いは?

一緒に映画を観た人が『漫画と全然違った~』と言っていたので、原作マンガと映画の違いを比較してみました。

※ここから先はネタバレを含みます。原作のマンガを見たことがない人は注意してください。

 

 

 

  1. 先生が生徒たちにいじめにあっているという設定
  2. マンガでは勝利すると助かる『ボーナスゲーム』がある
  3. 催眠を解く隠し条件が隠されている

先生が生徒たちにいじめにあっているという設定

まずマンガでは担任の下部先生が生徒からいじめにあっているという設定です。
先生は復讐もかねてデスゲームを開始します。

だから担任の先生の名前は下部(しもべ)なんですね~

動機もこれだとスッキリしますよね!

マンガでは勝利すると助かる『ボーナスゲーム』がある

映画版とマンガで大きく違うのは、漫画版ではゲームから助かることができるように『ボーナスゲーム』を仕込んであるという点です。

ボーナスゲームは制限時間付きで3つあるのですが、どれも達成するのは困難です。

結果、生徒同士の心に疑心暗鬼の念を植え付け、生徒たちは助かるどころか、大きく人数を減らしてしまいます。

催眠を解く隠し条件がある

マンガ版には映画版にはなかった催眠を解く隠し条件が存在します。

これはマンガ版の『先生が生徒にいじめられている』設定と関係あるのですが、『先生、ごめんなさい』と謝ると、催眠が解除されるという隠し条件があります。

先生の動機と催眠を解く条件がリンクしている分、こちらのほうが分かりやすいですね!
映画とマンガ版の両方を見た人はマンガ版がよかったという声が多数ありました。

僕は映画版しか見てませんが、話が進むテンポや尺はよかったように感じます。

ただラストの結末などは強引な部分もあり、全体を通してもう少し捻りが欲しいように感じました。皆さんはどうでしたか?

まとめ

映画『シグナル100』の結末のラストで、なぜ樫村怜奈(橋本環奈)は担任の下部先生に洗脳VTRを見せたのか?に関しては、法律で裁けないことを知り、自分とクラスメイトが受けた復讐を完全犯罪で行うため。

担任の下部先生の動機は、『より多くの快楽を得るために催眠ゲームを始めた』ということになります。

また映画とマンガ版の違いは、

  1. 先生が生徒たちにいじめにあっている
  2. 勝利すると助かる『ボーナスゲーム』がある
  3. 催眠を解く隠し条件が隠されている

という違いがあります。
気になる方はマンガも読んでみて下さい!

以上、映画『シグナル100』の話題でした!