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  ベアリング・グロッケン II 楽曲紹介   
#1 etude
ベアリング・グロッケン初号器のために作曲された楽曲。ベアリング・グロッケンのポテンシャルをシンプルな曲調の中で最大限に表現。終盤の音と球の跳躍による演出は、まさに「クライマックス」と言えよう。ピアノの練習曲のようなその曲調から「エチュード」と命名された。
#2 matrix

4列ある全ての発射台から一斉に球が発射され、楽曲は始まる。時間が進むごとに、各列の発射タイミングをずらしていき、球の跳躍と音楽が複雑に絡みあう様を見せていく。これは、初号器よりも精度を増した発射タイミング制御機能を搭載したベアリング・グロッケン IIだからこそ実現が可能となった表現である。
クライマックスでは、格子状に配列された鍵盤上で、球の跳躍が「斜め一列」揃う瞬間が訪れる。その様子はまさに「マトリックス=行列」。圧巻。

#3 mellow
ベアリング・グロッケン IIは、チャーミングで賑やかな曲を演奏するだけではない。この「メロウ」では、とても穏やかで優しいメロディを奏でている。その演奏を再現可能にしてくれたのは、二号器から新たに導入されたテクノロジー「ポリフォニック・ボール・コントロール」(縦1列の鍵盤上に2個の球を投入する技術)。お陰で、初号器では再現できなかったハーモニーが生み出せるようになった。この響きの豊かさは、こうした技術に支えられ実現されているのである。
#4 minimal
現代音楽の手法の1つに「ミニマル」と呼ばれるものがある。短いメロディの断片を連続させて曲調を変化させていく表現方法だ。ベアリング・グロッケンの楽曲は、全て「ミニマル的」と言えるのだが、この楽曲では、その手法をより全面に押し出して楽曲を構築。二号器から導入された最新テクノロジーの力を借りて、より複雑な響きと球の跳躍を実現した。球の跳躍と音楽が絡み合う視覚的かつ聴覚的効果のダイナミズムは、ベアリング・グロッケンの楽曲の中でもトップクラスと言えよう。心地よくリズムを刻んでいく様は、ダンス・ミュージックのようでもある。
#5 grand

「etude」「matrix」「mellow」「minimal」で見せた全ての要素を1曲に盛り込んだ楽曲「グランド」。前半は、ピアノ曲のような、後半は、弦楽四重奏のような雰囲気を意識して作曲している(前半は、左から1列目、2列目がピアノの低音部分=左手の演奏、3列目4列目が高音部分=右手の演奏)。
また、後半部分から、跳ねたリズム(シャッフル)が登場するのも見せ場の1つ。一見、複雑に聞こえる楽曲だが、何度も聞いているうちに、なぜか嬉しい気分がわき上がってくる…そんな不思議な曲である。

in progress @ factory
#1 etude
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#2 matrix
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#3 mellow
作曲:川瀬浩介  
 
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